蘭嶼気象ステーション

神秘的でロマンチックな場所で美しい日の出や満天の星空を楽しみたいのなら蘭嶼気象ステーションが最適です！海抜324メートルの場所にある蘭嶼気象ステーションは高台であることと周辺に遮るような建物がないことから蘭嶼島の独特な地形を360度眺めることができます。東側には優美な東清灣の海岸線と野銀部落の地下屋聚落、南側には青々と生い茂る山林、西側では八代灣の青い海を俯瞰することが出来、大自然の美しさを思う存分堪能できます！

せっかく訪れたのなら景色だけではなく蘭嶼気象ステーションの歴史についても学びましょう。重要な気象観測機関として1940年から運用されてきた蘭嶼気象ステーションには第二次世界大戦時の弾痕が残されており、2005年には台東県の歴史的建造物としても認定されています。台湾最東南部の端にあるこの建物は台風の観測という重要な役割を果たしている他、地上と海上の天気、そして地震の観測・報告が毎日行われています。大自然の美しさが好きな方も、歴史文化について知りたい方も訪れるのに相応しい美しい観光スポットです。（写真提供：臺東縣政府）