東台湾唯一、八つのアーチの大橋
昔、この海水に囲まれた小さな島はアミ族の放牧地として扱われ、そのアミ族の部落は”Pisirian”『比西里岸』と呼ばれました。
そこの住人たちは主に漁りを行い、潮が引く際にヤギを島へ放牧し、潮が満ちるとヤギは島の上で草を食べるといった、一族が地理環境を利用した生活の知恵とも言えますその後、三仙台では風景区の設立が始まり、1987年より東台湾唯一八つのアーチの歩道橋が建設され、本島から波を描くような形で離島まで進み、東海岸でも特に有名なランドマークとなりました。岸の側から眺め、海や岩石・雲などがそのアーチ橋を彩り、写真スポットとしても絶好な場所であり、橋の中央で佇んで見れば、波に打たれる岩などといった、見渡す限りの絶景です。
強烈な海岸侵食や風化により、三仙台は数多くの海蝕洞・海蝕溝・甌穴や海蝕柱などで構成された独特な景観になり、さらにモンパノキ・アダン・台湾特有のカナリーヤシなどといった植物が多々あり、島を一周すればたくさんの景色に出会え、自然によって生み出された特殊な地質に興味のある方は決して見逃すわけにはいきません。
Remarks: 三仙台は自然保護区となっているため、動植物の採集や石などを拾うことは法律上禁じられています。どうかご了承いただき、美しい景色をみんなで守っていきましょう。
- 営業時間:毎日08:30〜17:00
- 入場チケット:大型バス:祝日200元、平日170元;一般自動車:祝日60元、平日50元;バイク:祝日20元、平日15元。