3月 10, 2023
東清灣 孫耀天 蘭嶼

東清灣

蘭嶼東部にある東清部落はタオ族(達悟族)の言葉で「Ivazogan」と呼ばれており、「太陽が最初に昇る場所」という意味があります。蘭嶼最大の天然港である東清灣は台湾で最初に朝日が昇るスポットで大小様々な大きさの拼板舟(チヌリクラン)が暖かな朝日を浴びる様子は蘭嶼を代表する風景の一つと言えるでしょう。沢山のフォトグラファーがこの情景を撮影する為に訪れ、さらに多くの旅行者達がそれを見る為に早起きをして訪れる聖地となっていて、蘭嶼らしさが現れた美しい景色を堪能できます。

東清灣で日の出を楽しみたいのなら、まずは中央氣象局のウェブサイトで日の出時間をチェックしましょう。早めに訪れお気に入りの場所に三脚を設置することで刻一刻と変化してゆく空模様を見逃すことなく楽しめます。雲の間から差し込むまばゆい朝の光は周囲をオレンジ色に染め上げ、まぶしい光の輝きは舞台照明のように拼板舟(チヌリクラン)を照らし、その優美な造形を際立たせます。(注意:拼板舟(チヌリクラン)にはタオ族にとって特別な意味合いのある非常に重要な存在です。勝手に触れるようなことはせず、撮影を行う際は先に部族に同意を得てから行いましょう、もちろん船の中に入ってはいけません。)(写真提供:臺東縣政府)

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