杉原海水浴場

杉原湾は全長約1キロ、都蘭灣南端に位置しています。日の出と日没時に海面が金色に染まるその様子からアミ族の言葉で光り輝くという意味の“fudafudak”と呼ばれている他、「台東の金色の海岸」という美しい呼び名でも呼ばれています。台東市から12キロ、緩やかに傾斜がついた地形のおかげで砂質はきめ細やかで柔らかく、水質は底が見えるほどに透明感があり、水泳やダイビング、サーフィンといった水上活動を行うのに適しています。県政府によって開発されたこの台東唯一の海水浴場は県民と観光客の憩いの景勝地でしたが、開発に関する美麗灣渡假村との問題により一時閉鎖されていました。県政府の努力の下整備が行われ、現在は再オープンされて一般市民の利用が可能になっています。

杉原海水浴場では歩道部分の修繕、シャワールームとトイレの洗い場の増設、ロッカーと休憩所（茅葺き屋根の原住民建築）の設置といった周辺設備の補修工事を既に完了させています。また同時に遊泳区域はブイを使って警戒線を張り、開放期間中はライフガードを配備する事で来場者の安全を確保しています。杉原海水浴場は富山魚保護区と統合される予定になっており、現在の海岸資源保護育成区とエコロードを今後拡大し、訪れた人々が観光と環境保護活動を同時に行える場所になる予定です。

（注意事項：コロナウイルスの感染拡大に伴う警戒レベル第2級措置に従い、一日の入場人数を500人以下に制限しています。来場者は基本的な防疫規定を守り、ソーシャルディスタンスを保つと共にマスクを着用し、体温測定と実聯制への協力をお願いします。ダイビングは遊泳区域外で行う為、安全に注意して個人行動をしないようにしましょう。また気候が不安定な時は海へ入らないようにお願いします。）