藝術家不只要創作美,更要發現美。(芸術家は美を創造するだけでなく、発見することでもある。)」江賢二
国際的に有名な抽象画家・江賢二は大自然の持つ美しさを人々と分かち合いたいという強い信念を持っており、その信念は彼の作品に表現されているのみならず、80年代頃には明確な形を持って彼の中にしっかりと根付いていました。その想いとは毎年夏になったらニューヨーク州のロングアイランドにあるイーストハンプトンに構えたアトリエでのびのびと過ごし、仲間と共に緑色の草原やジャガイモ畑で大自然の清らかさや壮麗な美しさに触れたいというものでした。
30年間アメリカで暮らした後、1996年に台湾へ戻った江賢二は2007年に金樽をアトリエの建設地として選び、彼は大自然の美しさからエネルギーを得て色彩鮮やかで生命力溢れる作品の創作活動に勤しむと同時に、ここに来て昔からの願いであったオープンアトリエに対する構想を再燃させ、台東の大自然が持つ美しい景色が溶け込んだような建物に芸術家達が集い創作活動を行うことができるようなアートセンターを作りたいと願っていました。
江賢二は公益平台文化基金會の嚴長壽会長と彼の率いるチームの協力により、台東のアトリエをアートセンターへ変更するための申請を行うと同時に、建築士・林友寒に台東の海岸環境一体化するデザイン設計を依頼しました。アートセンターとなる建物は高さを控え、山の中腹に点在させることで山林に溶け込み自然と一体となるようにデザインされています。アートセンターはレセプションセンターと美術館、芸術家の駐在するアトリエ村、江賢二のアトリエという三つの聚落に分かれています。今はまだ建設途中のアートセンターですが、台東美術館で開催されている「2022江賢二個展」と連動し、期間限定で一部開放されることになりました。将来的には更に沢山の芸術家達による作品を展示し、「国際的な高みと東海岸の特徴を兼ね備えた芸術プラットフォーム」へと成長することが期待されています。(図:FB@江賢二藝術園區)
開催期間:即日より11/27まで
営業時間:10:00-12:00、13:00-17:00(火〜日曜日);月曜定休日
場所:臺東縣東河鄉金樽132之1號
電話:089-223-301 #112
注意事項:
- 10名以上の団体でお越しの場合は一週間前までにお電話でご予約ください。
- 園内のサービス施設が未完成の為、近隣の「金樽休憩エリア」または「東河舊橋休憩エリア」にあるお手洗いをご利用ください。
- 館内への飲食物及び雨傘の持ち込みは禁止となっております。ペットの御同伴はご遠慮ください。