身も心も癒す! 息抜き台東プチ旅行
コロナウイルスの影響で家に長いこと閉じこもっているあなた、外を出歩けるようになるのを心待ちにしているのではないでしょうか?今回私たちは皆さんの為に2日間の旅行プランを考案しました。規制緩和後は緑の中を歩いてリラックスしたり、芸術や文化に触れたり、部落の体験をしたりと台東を思いっきり遊びつくしましょう!
一日目
197県道—縱谷大地藝術季 → 日出禾作 → 鹿野高台でパラグライダー体験 → 布農部落休閒農場 → 台東原生植物園 → 原始部落の山地美食 → 鐵花村の音樂集落 → 台東市住宿
池上郷から卑南鄉を結ぶ県道197号線をゆっくり進むと窓の外に見渡す限り無限に稲田が広がっており、その様子はとても詩的で美しい。水保局臺東分局は2019年からこの地で〈漂鳥197—縱谷大地芸術季〉を開催しています。インドの詩聖・タゴールの詩集《迷い鳥たち》を作品のテーマとして、今年は鹿野と關山に各三箇所ずつインスタレーションアート作品を設置、観光客を美しい縱谷の景色へと導きます。(もっと詳しく知る >>)
197県道沿で美しい芸術作品を鑑賞した後は、コーヒーを飲んで作品から得た感動を心に納めましょう。電光咖啡という名前を聞いたことはありますか?平凡な農舎から漂うコーヒーの香り、電光部落にある日出禾作はただのコーヒー店ではなく、オーガニックを推進するお店です。オーナーの黃瀚さんはオーガニック耕作の技術を身につけてUターン帰郷したアミ族の若者、旅行で訪れたお客さんに農村で生活する日々を紹介してくれます。ハンドドリップしたコーヒーを飲みながらオーナーが紹介してくれるコーヒーの歴史と土地のお話を聞くのはとっても特別な時間です。(写真提供:日出禾作FB)
住所: 臺東縣關山鎮電光里中興25之1號
電話番号: 0934-254-225(電話予約必須)
営業時間: 08:00–17:00(日、月曜日定休)
ウェブサイト: https://www.facebook.com/richuhezuo/
目安観光時間:1時間
空を飛ぶ体験がしたい方、鹿野高台に来たならパラグライダー体験は見逃せません。鹿野高台は随一の年中活動できる優良な活動場所です。パラグライディングにテクニックは必要とされず、トレーナーに手伝ってもらって装備を装着したら、指示に従って共に崖まで一直線に走って空へと飛び出すと、次の瞬間にあなたは空を飛んでいます!空から俯瞰する花東縦谷や山川、そして美しい緑の平原が広がる景色は台東の旅で最も忘れられない思い出になること間違いなしです!(写真提供:台東県政府)
住所: 臺東縣鹿野鄉高台路42巷157號
電話番号: 0917-075-990
営業時間: 09:00–17:00
ウェブサイト: https://www.facebook.com/soar001/
目安観光時間:1小時
鹿野高台付近にあるブヌン部落農場は、伝統技術や文化に観光と、全面的にブヌン族の生活を体験することができる施設です。部落の美味しい料理を味わったら農場で行っている織物、レザーカービング、弓矢射撃といった文化体験を楽しみましょう。その中でも「八部合音」はブヌン族文化が凝縮されたパフォーマンスです。なお、演出は観客30人以上からとなりますので興味のある方は事前に電話でご連絡ください。(写真提供:台東県政府)
住所: 臺東縣延平鄉桃源村11鄰191號
電話番号: 089-561-211
営業時間: 08:00 – 17:00
ウェブサイト:https://www.bunun.org.tw/
目安観光時間:2時間
白鶴靈芝(リナカンツスナスツス)、何首烏(カシュウ)、土人蔘(ハゼラン)、雷公根(ツボクサ)、香椿(チャンチン)……漢方薬局で目にするこれらの薬草、どんな見た目をしているのか想像したことはありますか?実は台東は薬草の里と言われており、原生植物園は薬草をテーマにした植物園で200種類を超える台東の珍しい原生種の薬用植物を見ることができます。
植物園は細心の注意を払って計画、運営されており、楽しんで見て回れる動線により気軽に薬草の習性と用途を知ることができます。さらに近距離で子羊とダチョウに餌やりをするなどのんびりしたおやすみを過ごすことができますよ。(写真提供:台東県政府)
住所: 臺東縣卑南鄉8號
電話番号: 089-570-011
営業時間: 08:30–17:00
チケット:大人200元;優待100元
ウェブサイト:https://yuan-sen.com.tw/
目安観光時間:1時間
店内の内装は濃厚な先住民族の風情が漂い、周りは全て竹や茅で作られた東屋と流木からできた塀になっています。夕食をいただく際は夜景を眺めながら、気持ちよく自然な環境でくつろげます。黄金色に焼かれた鳥の丸焼きや荒い塩をまぶして焼いた魚・石焼イノシシに野菜など、どの一品も満足させてくれるに違いありません。(もっと詳しく知る >>)
夜の帳が下りる時には美しい楽音や歌声が響き渡り、先住民族独特のパワー溢れる音色に誰もが感動させられます。
鉄花村では、ロマンチックな熱気球のアートを楽しんだり・バザールを回って見たり;ライブのない平日でも、ゆったりとしたムードを楽しみながら、木の葉から透けてくる日差しと共に、溜まっていたストレスを発散してはいかがでしょうか。(もっと詳しく知る >>)
二日目
知本林道 → 櫻木踏切 → 拉勞蘭小米工坊 → 南迴藝術季 → 孟宗竹林步道 → 太麻里金針山でお花見 → 強強廚房
知本国家森林レクリエーションエリア上方の知本林道は、原始的な優美さが残る美しい遊歩道。自然を感じて歩きたいなら簡単に行けて自然が豊富なこの知本林道がお勧めです。知本林道は大武山自然保留エリアに属しており全長11.5キロメートル、前半は向こう岸の知本温泉エリアの旅館を眺められて、後半は知本渓谷の美しい眺めを楽しめます。しっとりとした緑と新鮮な空気の中、山ヤギ、イノシシ、猿といった野生動物を発見することもできます。(写真提供:IG@airnekao)
住所: 臺東縣卑南鄉
目安観光時間:2時間
東で最も日本風な風景と言えば、太麻里にある櫻木平交道(桜木踏切)でしょう。アニメ《スラムダンク》は沢山の中高生が夢中になった青春の記録でもあり、主人公の男女が踏切で手を振るシーンは日本の湘南地区をモデルとしており沢山の人が訪れていますが、この太麻里平交道は信号機、踏切、そして背景の海に至るまですべてがそっくり、現在では沢山の漫画・アニメファンが訪れる聖地となっています。主人公桜木花道と晴子の真似をして撮影したり、後方に広がる美しい海を眺めることができますよ。
住所: 臺東縣太麻里鄉東63鄉道
目安観光時間: 0.5時間
「祈納福」とはパイワン族伝統食・粟ちまきの事を指し、その中でも2020年十大部落美食に選ばれた拉勞蘭小米工坊が作る祈納福は全国チャンピオンに選ばれた事もある南迴エリア必食の一品です。月桃の葉で包んだ餅米と粟と塩漬け豚から沸き立つ独特の香りは一口食べると止まらなくなってしまう美味しさ。粟ちまき以外にも店内には洛神花雞排(ローゼルの台湾風唐揚げ)、小米酒釀烤肉(あわ酒漬け焼肉)といった美味しい料理が沢山用意されています。(写真提供:IG@hsin__61)
住所: 臺東縣太麻里鄉21號
電話番号: 089-782-547
営業時間: 11:00–16:00(日、月曜日定休)
ウェブサイト: https://www.facebook.com/lalauran.millet.workshop/
コロナウイルスの収束後、台東を訪れて南迴公道沿いを走るといつもとは違った南迴の姿を見えてきます!今年の「南迴芸術季(南廻アートプロジェクト)」は「Sicevudan從這出發(ここから出発)」がテーマです。「Sicevudan」とはパイワン族の言葉で収束と始まりを表しており、芸術が民族や国境を越えられることを象徴するために国内外で活躍している14組の有名アーティストにそれぞれ違った創作方法と解釈で南迴エリアの人文風情を表現してもらいました。また部落の青年達に協力してもらうことで地域の特性や活力もアピールしています。(もっと詳しく知る >>)
金針山で花を鑑賞する前に、地元の人しか知らない秘境を探検しましょう。この歩道は京都嵐山にある竹林の小径の様に美しく静かで、両側に竹林が生い茂るトンネルのようになっています。そよ風が吹き抜ける度に葉がゆらゆらと揺れて竹林に葉擦れの音が響き、その枝葉の隙間から太陽の光が落ちてくる道をゆっくりと歩くのは詩のような美しさで身も心もリラックスさせてくれます。全長たった50メートルの歩道ですが、歩きやすく、約10-20分で通り抜けられます。(写真提供:IG@yaoting33)
住所: 臺東縣金峰鄉佳崙產業道路
この時期に入ると台湾で三本の指に入る金針花の産地として知られる『花蓮赤柯山』『花蓮六十石山』や『台東金針山』(北から南の順に)は花蓮台東の人気スポットへと一変します。中でも太麻里にある金針山の海抜は最高1450メートルもあり、金針花の産地では一番高い所に所在します。そして金針山は8〜10月までの金針花だけでなく、1〜2月には桜・3〜4月は百合・5〜7月はアジサイ・11〜12月は杏の花などといったバリエーション豊富な花を楽しめます。(もっと詳しく知る >>)
2019年に開業した強強廚房は店名の通りに強いお店。台東美食界の新星で、平日休日共に予約なしでは食べられない人気店です。イタリア料理と西洋料理をメインにリゾット、パスタ、ステーキどれも味と香りが完璧です、パンなどのサブメニューや使われているソースも全て驚きの味。中でも人気の看板料理南瓜燉飯(カボチャリゾット)と馬告豬排(マガオ豚カツ)は事前に電話予約をしないと食べられませんよ!(写真提供:IG@johnjohns_kitchen)
住所: 臺東縣台東市正氣路409號
電話番号: 089-336-876
営業時間: 11:30–14:30, 17:30–21:00
ウェブサイト: https://www.facebook.com/johnjohnskitchen108/