
(写真提供:@david_huang_taitung)
フェーン現象のふるさとが歩む転換と記憶の継承
大武郷は台東県の南端に位置し、夏にはフェーン現象が頻繁に吹きつけ、高温の記録を更新することから「フェーン現象のふるさと」と呼ばれている。しかし、この土地の物語は気候だけにとどまらない。山脈から海岸に至るまで、大武は民族移動、歴史の道、そして地域転換の多層的な記憶を抱いている。
清代の開山撫番以来、大武は東西交通の重要な節点であった。「三條崙古道」(のちの「浸水営古道」)は中央山脈を越え、屏東と台東を結ぶ道であり、清軍、宣教師、原住民族と漢人、日本の警備隊など多くのなど多くの行跡が残され、いまも遺構が静かに時代を超えた交流を物語っている。

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