台東の持つ大自然の美しさを記憶に留めておきたい、そう思いませんか?台東の美しさを堪能するならサイクリングがぴったり。台東駅に到着したら自転車をレンタルして低炭素サイクリング旅行を始めましょう。
卑南古遺址をスタート地点に卑南文化公園にある卑南遺址から出土し、現在は一級古蹟として認定されている「月形石柱」を鑑賞しましょう。続いて馬亨亨大道を走りながら台東の美しい景色を眺め、台東森林公園や海浜公園を通過、その後は台東県環境教育センターを訪れて知識をも手に入れる旅にしましょう。サイクリング中は涼しい風を肌に感じながら今この瞬間にしか味わえない美しい景色を堪能すれば、きっと忘れられない旅となることです。
低炭素小旅行は台東駅をスタート地点として最初の目的地である卑南古遺址に向かいます。台湾で最初であり最大規模の考古遺跡公園である卑南古遺址には最も完全な状態の史前聚落遺跡と資料が残されており、環太平洋及び東南アジア一帯で最大規模の石棺墓群の遺跡が残されています。
卑南遺址公園は史前文化、原住民文化、自然景観を見ることのできる公園として機能しており、展示ホールでは卑南遺址と文化に関する紹介、屋外には1/1スケールで史前時代の家屋や卑南族の青年会議所などの建築物が再現されています。公園の両側には景観台があり公演の全貌を眺め、タイミングが合えば発掘作業の様子を眺めることも可能です。
遺址公園は自然植物が作り出した林と広い芝生、そして発掘作業を見ることのできるオープンエリアがあり訪れた人々をタイムマシンに乗って千年前に行ったかのような気持ちにさせてくれます。歴史の軌跡を楽しみながら学べるおすすめスポットです。
住所:臺東縣臺東市文化公園路200號
電話:08-9233466
バス情報:臺灣好行「8168A縱谷鹿野線」にて「卑南遺址公園」へ
開放時間:09:00-17:00,月曜休館
台東県環境教育センターを今回の旅行のメインに据えることで豊富な知識を得ると共に持続可能な環境づくりを行う重要性を広めることが可能になります。「台東県環境教育センター」は台東県環境保護局が運営する永続方舟館の中にあり国連の定める持続可能な目標開発(SDGs)から発想を受けた「環境」「生態」「持続可能」の三つをテーマとした展示を行っています。
空間デザインをするに当たり一階は「教育スペース」に設定し視覚デザインを用いて台東の持続可能な環境景観と持続的な環境管理を理解すると共に、台東が環境に優しくなおかつ移住に適した都市であることを示しています。
二階は「体験スペース」になっており日常生活の中で実践できる環境保護活動や持続可能についての概念、台東で実践しているSDGs活動について紹介しています。三階では不定期に特別展示を開催しており環境保護を議題にした展示と持続可能性に関するイベントを行っています。デジタルを活用し民衆に環境教育体験を行うことで永続的な環境管理について理解を深め、日常生活の中で実践できるよう取り組んでゆきます。
住所:臺東市臨海路一段525號
電話:08-9359049
開放時間:08:30-17:30,土日休館