お店は、旧式の三合院の店構えですが、たくさんの人がこの食堂を訪れます。眷村(台湾において外省人が居住する地区)の味をベースにしたメニューが、お客様を虜にしているのです。一般的な値段で、メニューの一品一品が昔の時代を彷彿とさせます。昔は、大家族が皆揃って家庭料理を楽しんでいたことでしょう。看板メニューには、芝麻排骨(胡麻パイコー)、醬燒雞丁(照り焼きチキン)、炒三鮮(三鮮炒め。三鮮:肉、魚介、野菜等の三種類)、龍鬚菜があり、メニューが豊富です。様々な工夫をこらしたメニューは、李伯伯食堂の心の結晶でもあるのです。