圖片來源 中時新聞網

楊記草仔粿

台東県鹿野郷永安ビジターセンター斜め向かいにある創業60年超えの歴史ある老舗店「楊記草仔粿(楊記草餅店)」。沢山の人々に愛される味わい深い客家風の草仔粿(草餅)や紅龜粿(亀の形の赤い餅)、蘿蔔菜包(大根餡入りの草餅)といった商品があり、どれも一度味わえば忘れられなくなる美味しさです。

80代の鍾滿妹さんが自宅雑貨店の隣で売り始めたこの草餅は徐々に評判を呼ぶようになり、10数年前に鐘さんが高齢になられたことから楊貴榮さんと彼のお嫁さんである唐云先さんへと引き継がれ、客家の味は唐云先さんに伝授され、店の名前にご主人の苗字である「楊」をつけ加え正式に「楊記草仔粿」と名乗るようになりました。2021年から台東県政府の推進するバイリンガル対応店計画に参加しており、中国語と英語のメニューがある為外国人のお客さんも簡単に注文できます。

楊記草仔粿のこだわりとしてお餅部分には自家栽培のヨモギを使い、栽培過程では一切農薬を使用しておりません。ヨモギの葉は当日摘まれたものだけを使用し、台東産の糯米に八種類の香料を加えて作ったお餅はもちもちとした食感を感じさせながらも歯にくっつきにくく食べやすいです。餡には干し大根やミンチ肉、きのこといった天然食材が使用され、添加物や防腐剤を一切使わず完全手作りで作られており、柚子(文旦)の葉を敷いた蒸籠で蒸す事により出来上がった草仔粿からはほのかな柚子の香りが漂います。昔ながらの味わいを再現する為、糯米を蒸す際は薪を使っていて、一口食べれば懐かしさが口の中に広がります。

伝統を守り受け継ぐと共に新しいものを作り続けることを心構え、楊貴榮さんと唐云先さんのご夫婦には新しいものを創り出す発想力があり、台東の地元農家と共にコーヒーやバタフライピー、かぼちゃなどのフレーバーをつけたお餅を開発しました。これらのお餅はカラフルな色合いが楽しいだけではなく、ちゃんとコーヒーやかぼちゃの香りと味わいが楽しめることから全てのお客さんに好まれる人気商品になっています。

住所:臺東縣鹿野鄉永樂路七鄰232號
電話:089-550602
営業時間:早朝6時から夜まで,固定休はありません
網址:ファンページ