台東県消防局は「Gartner Eye on Innovation Awards for Government 2024/ガートナー・
台東県消防局は「Gartner Eye on Innovation Awards for Government 2024/ガートナー・ガバメント・デジタルイノベーションサービス賞2024」に「智慧雲端救護資源整合平台-5G智慧行動急診室系統(Smart Cloud Emergency Resource Integration Platform-5G Smart Mobile Emergency Room System /スマートクラウド救急救命統合システム-5Gスマートモバイル救命室システム)」で応募し、その優れた功績により世界中から集まった数百件の応募作品の中で、アジア地区第三位を獲得しました。また消防局は9月末に韓国・ソウルにて開催された「Award for Creative Developments in Healthy Cities – Increasing Resilience to Health Emergencies in Cities/第十回健康都市連合国際大会(AFHC)都市の健康危機における対応力の拡大部門賞)」を受賞し、卓越したイノベーション能力を知らしめると共に国際認知度の向上に貢献しました。
世界的に有名なアドバイザリーカンパニーであるGartnerが2019年から開催している「Gartner Gather Eye on Innovation Awards for Government 2024 /ガートナー・ガバメント・デジタルイノベーションサービス賞2024」は世界中から募集した政府機関の優れたイノベーションサービスをアメリカ、ヨーロッパ、アジア地区毎に競うコンテストで今年度は政府レベルの区分をなくして審査を行なったことから競争率がより高まることとなりました。今年は全部で300あまりの応募があり、地区別に上位4位までが選出され、その中から最優秀賞が選出されました。
コンテストへの申し込み準備は今年の4月より始まり、台北市電腦商業同業公會國際合作中心(ICC)のCEO李鎮宇氏がカウンセリングセッションの一つについて指導を行った他、県政府の國際發展及計畫處が英字の校正と申し込み手続きの支援などを行い、台東県消防局の「智慧雲端救護資源整合平台-5G智慧行動急診室系統(Smart Cloud Emergency Resource Integration Platform-5G Smart Mobile Emergency Room System /スマートクラウド救急救命統合システム-5Gスマートモバイル救命室システム)」は8月には順調に勝ち進み、アジア地区第三位を獲得したことで消防局の救急医療救助における並外れた優秀さとその実績が類を見ないものであることを示しました。
台東県県長饒慶鈴によると、この統合プラットフォームシステムを用いることにより医療指導医が即座に負傷者の診断を行い、救急車両のEMTP(上級救急救命士)を誘導し、高度な医療措置を行えるようになったと述べた。テクノロジーを応用することで地理的制限を克服し、負傷者の命を救えるようになったことで僻地であっても最善の治療が行える移動式救急救命室が構築されました。
管建興消防局長は、今回の受賞は県政府と消防チーム、医療指導医そして受け入れ先医療機関によるテクノロジーを応用した継続的な努力による成果であり、台東のデジタル改革の功績が世界に認められたことを表していると述べた。世界から多くの学びを得たことにより、消防局はこれからもSDGs17の持続可能な開発目標を実践し続け、よりスマートで健康的な都市開発を目指し、世界トップクラスのプロフェッショナルな救急チームになることを目指し続けると述べた。