Festival Of Pacific Arts And Culture

ハワイで四年に一度開催され、太平洋にある27の島国が参加する「第13回太平洋芸術文化祭」に台東県県長・饒慶鈴が県政府代表団を率いて参加した。期間中には台東オーストロネシア現代イメージ展示会《身即是海 The Ocean In Us》も開催され、6月7日にはハワイのホノルル・ミュージアム・オブ・アートで盛大な開幕イベントが行われ、アート界の名士や台東のミュージシャン、ダンサー達が出演しました。饒慶鈴県長は今年ハワイで開催されている台東ウィークでは現代アート・工芸・芸術文化を演出形式で展示しており、太平洋諸島との深い文化交流を始めとしたハワイとの長く良好な関係を結ぶことが期待されていると話した。

台東県政府はハワイのホノルルで台東曙光芸術工作室の吳淑倫がキュレーションを行った展覧会を開催し、3名の台東アーティストを招き海洋、渓流、島々をテーマにした作品計29点を持ち込み、台湾が生態系、持続可能性、文化、そして族群にまつわる問題に直面している太平洋諸島の一員であることを表現し、海との繋がりを示すことで会場を訪れてくれた太平洋諸島の仲間たちと対話できる事を願っています。

Festival Of Pacific Arts And Culture(2)
Festival Of Pacific Arts And Culture(1)

県政府は「身即是海」について私たち自身が海であり、私たちのいる太平洋地域では海を通して互いの文化と生活を繋いでいるという意味合いがあるとの補足説明を加えました。台東の多様性を感じる文化芸術の流れは過去から見るとオーストロネシア語族が持っていた伝統が進歩した現代に融合し、絶え間なく変化しながらその範囲を拡大したものとみられており、環境や生態、文化といった複数の問題に直面しています。このような国際交流の機会を通して台東は独自の文化的魅力を発信するのみならず南島族群間における友好関係を深め世界に更なる多様性をもたらしています。

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