世界スマートシティ連盟(GO SMART)が主催する第六回「GO SMART Award 2024」大会には12カ国24都市から39作品の応募があり、「TTPush, Bringing Taitung to Your Fingertips.(TTPushが台東をあなたの身近にしてくれます)」をテーマとして応募した台東県政府は見事国際スマートシティGo Smart賞の最高栄誉を獲得、王志輝副県長自らが授賞式に参加しました。
饒慶鈴県長は主催者側の台東への評価に対して感謝を述べた。県政府は「スローエコノミー」政策を推進しており、自然景観と良質な環境を生かした観光産業と高品質な農産物の発展そして持続可能な地方都市の構築を目標としており、近年では多くの外国人や若者が台東を訪れ居住するようになっている。TTPushは政府と住民が直接コミュニケーションを取る為のデジタルガバナンスツールであり、行政機能の向上のみならず社会経済の発展促進までも可能としていて住民達に便利な暮らしをもたらしています。この栄誉は台東県にとってより良い未来を築き上げて行く為の原動力となり、台東がスローライフ、スローツーリズム、スローエコノミーが発展した都市として全国的に知られるよう引き続きスマート技術の推進に注力してゆきます。
GO SMARTスマートシティアワードは持続可能性と居住性のさらなる向上を追い求める為に政府や産業界を結び、協力しあう関係を作ることを目的としています。台東県の人口のほぼ半数が利用している会員数122600人のTTPushで使用されているTTCoin(台東コイン)が利用できる提携店は県内に約600店舗あり、有名企業がその名を連ねる以外にも蘭嶼鄉といった離島でも使用できることから台東県政府がスマート技術分野において優れた業績を築き上げるのみならず、新しい技術を導入することで地方産業を発展させることが可能であるという証明にもなっています。