世界的な視野、異文化理解、人や文化への思いやりを備えた若い人材を育成するため、台東県政府は教育部の「青年100億海外夢実現基金計画」に初めて採択され、カナダのコキットラム教育委員会と協力し、今年の夏休みに海外学習プログラム「楓原秘境文化大冒険」を実施する。県政府は6月13日にオリエンテーションを開き、饒慶鈴県長は、今回の活動は原住民族文化のテーマに焦点を当てたもので、台東からは12名の学生が選ばれ、台湾の貴重な原住民族文化を世界へ発信していくと述べた。

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饒慶鈴県長は、台東には豊かな原住民族文化の基盤があり、オーストロネシア文化の原郷でもあると指摘した。県政府は出発前に「夢実現サポート成長キャンプ」を開き、学生が文化的アイデンティティと自信を築けるよう支援した。学生たちは若者の視点から台湾文化を世界に伝え、新しい世代の国際的な視野を示していく。

教育処によると、台東県政府は2025年2月14日にカナダのコキットラム教育委員会と協力覚書を締結し、「青年100億海外夢実現基金計画」を積極的に推進している。この計画では、支援を必要とする人々に対してプロジェクト補助を行い、環境によって生じる学習の壁を低くすることで、夢と可能性を持つ若者一人ひとりに、国境を越えて勇敢に夢を追う機会を提供する。

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今回の計画では、4月25日、26日および5月2日、3日に、4日間の「夢実現サポート成長キャンプ」を実施した。授業内容は、台湾とカナダの原住民族文化、芸術紹介、原住民族に関する議題、プレゼンテーション技術、英語スピーキング訓練などに及び、学生の異文化コミュニケーション能力を育成した。最終的に10名の学生が選ばれ、海外翱翔組の10名の学生とともに、7月15日から8月9日までカナダへ渡り、26日間にわたる海外学習プログラム「楓原秘境文化大冒険」に参加する。

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参加学生のうち11名は、台東高校、台東女子高校、台東専科学校、または均一中学の学生で、1名は他県で学ぶ台東出身の学生であり、そのほかの参加者は宜蘭、花蓮、金門などの県から選ばれている。今回のカナダ訪問は、学術的な探究と文化的な深みを兼ね備え、原住民族に関する学びに焦点を当てている。学生たちはトンプソン・リバーズ大学、パインツリー・セカンダリー・スクール、セント・ジョンズ・アカデミー・ショーニガンレイクで講座や交流に参加し、研究報告の作成にも取り組む。また、ビクトリア大学とロイヤルローズ大学も訪問する予定である。

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さらに学生たちは、スコーミッシュ・リルワット文化センター、ロイヤル・ブリティッシュコロンビア博物館、ダンカンのトーテムポール、シュメイナス壁画の町、バンクーバーなどの文化拠点も訪れる。ホームステイ先の家庭や学校寮に滞在し、カナダでの生活を実際に体験するとともに、原住民族コミュニティでの一日生活体験にも参加する。

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饒慶鈴県長は、今回の国際学習を通して、学生たちが異文化コミュニケーション、チームワーク、国際的に行動する力を高め、世界的な視点から自らの文化的位置づけを改めて理解することを期待していると強調した。今後も県政府は、若者が世界とつながるためのプラットフォームを築き続け、台東の若者が地域から出発し、世界とともに歩んでいけるよう後押ししていく。