鹿野郷で美食の旅―素晴らしい自然とおいしい食事

空気が格別に良い鹿野郷で、朝散歩に出かけて美味しい朝ごはんが食べたいのなら地元の人達に人気なだけではなく遠方からもリピーターが訪れる龍田向日葵早餐店を訪れましょう。鹿野高台のすぐ側にあるお店には室内席と屋外席が用意されており、休日はオープン後すぐに満席になってしまう程。トースト、蛋餅（台湾式クレープ）、炒め麺など目を見張る程沢山あるメニューはどれも量がたっぷりな上、値段もお手頃で高クオリティ。お好みのメニューを注文していただけば、絶対に満足できます！（図：IG@jing0627）

鹿野郷は台湾で有名なお茶の里、特に紅烏龍茶の産地として有名です。愛嬌姨茶餐廳では地元で栽培されている茶葉の特性に合った様々な食材を組み合わせた創作料理を提供しており、この土地を訪れたなら絶対に訪れておくお店です。愛嬌姨茶餐廳ではセットメニューを提供していて、甘口でご飯がすすむ紅茶滷肉（お肉の紅茶煮）に、外がサクサク中は柔らかな食感が楽しめる綠茶炸豆腐（緑茶揚げ豆腐）、香り高い茶油炒山野菜（山野菜の茶油炒め）等、食卓に料理が上るとお茶の香りが辺りに溢れ、一口頬張れば香りで頬が緩みます。セットには草粿（具を包んだお餅）、お茶ゼリーと紅茶がついてきて心から満足できます。（図：IG@lin__sin）

台9線にある鹿野大骨麵は美食家やお肉好きにとってポケットリスト入り必須のグルメです！何百本もの骨と特製調味料を使い、手抜きすることなく作られた鍋いっぱいのスープは味わい深く甘さがあって、一杯一杯心がこもった味がします。麺の上に乗った豚足は味がしっかりと染みていて、備え付けの手袋をつけてかぶりつけば軽く一噛みするだけで骨からお肉が外れるほど柔らかく煮込んであります。たっぷりコラーゲンが滲み出したスープに合わせたコシのある麺は止まらなくなる美味しさです！（図：IG@ellieliu_0413）

阿榮柑仔店は古風な煉瓦造りの古民家。店舗の右手には元々取り壊す予定だった駄菓子店をリフォームして地元の農産品や手作りの工芸品を販売する雑貨店があり、お店を通して訪れた旅行客に自然農法の概念を広めています。左側はカフェスペースになっていて軽食やスイーツ、お茶とコーヒーを提供しています。シンプルながら個性のある内装を施した店内に座って、オーナー夫婦とのお喋りを楽しみながら香り豊かな紅烏龍茶とドライパイナップルをいただいて、心暖まる人情味を体験しましょう。（図：IG@dream3398）

老王咖啡は鹿野高台の隣という最高の立地にあるカフェ。バルーンフェスティバルの為に訪れたのならこのお店でゆっくりとコーヒーをいただきながら空へと上ってゆく華やかな熱気球を眺めましょう。熱気球のない時期も青青と茂った美しい山岳風景を眺めることができてとても心地よい気分になれます。簡単な軽食と飲み物を提供するだけの観光地のカフェとは違い、老王咖啡では目を奪われるような素晴らしいハンドドリップ技術で淹れた様々な種類の良質なコーヒーを提供しています。香り高く味わい深い、喉越しに甘さを感じるコーヒーを焼きたての手作りスイーツと共に店内に流れる音楽を聴きながらリラックスしてください。（図：IG@small_alberta）

仲の良い親友との集まりには熱炒（台湾風居酒屋）が一番！「猛爸爸合菜．快炒」は鹿野でとっても人気の熱炒店、西洋料理シェフの猛爸爸こと陳宗猛さんが仕切るこのお店で提供されている料理からは素晴らしい香りと色合いが感じられ、見ているだけで涎が出てきて一度味わえば常連客になってしまうこと請け合いです！お店では台湾風料理をメインにしており、食材が新鮮であり、調理方法が適していればその美味しさを発揮してくれるとオーナーが言う通り調味料をあまり使っていなくても味加減がちょうど良く、健康的で美味しくいただけます。柔らかく甘みのある放牧鶏を使った放山白斬雞（放牧鶏のまる茹で）や、やみつきになる味わいの鹹豬肉（塩漬け豚）、新鮮で爽やかな味わいが楽しめる炒め野菜に具がたっぷりの雞汁金針湯（金針と鶏のスープ）は絶対に味わって欲しいおすすめメニュー、香りを嗅いだだけで食欲をそそられます！（図：FB@猛爸爸合菜‧快炒）

休暇に鹿野を訪れ、家族とくつろぎ空間で最高の酒の肴を楽しみたいなら鹿鳴溫泉酒店にある大洋美地低碳餐廳がおすすめです。「地元で採れた旬の食材をいただく」ことを料理の原則としたこのレストランではほとんどの野菜を自社経営の鹿鳴菜園から取り寄せており、天然で栄養豊富、産地から食卓へという概念により食材の配送にかかる燃料費を削減した地球にやさしい料理がいただけます。海鮮料理が人気でシェフ自ら富崗漁港へと出向き買い付けてきた魚介類を使った地産地消の料理は一度食べればその新鮮さがよくわかります。天然で美味しい料理達が織りなす饗宴を楽しみ、ついでにあったかい温泉にも浸かれば癒しの休暇を満喫できます。（図：FB@台東鹿鳴溫泉酒店）