2026年台東EXPOは、7月3日から8月20日まで開催されます。「スローエコノミー」「台東ブルー」「持続可能な発展」「オーストロネシア文化」を4つの中核的価値に掲げ、「SLOW FOR LIFE」をテーマスローガンに、文化の厚み、暮らしの美意識、持続可能な発展をあわせつ台東の地域ビジョンを示します。

台東県政府によると、博覧会のメイン会場は台東県立体育館に設けられ、台東旧駅特区を中心に、市街地や県内各地をつなぎます。「台東全体が展示会場」という都市型のキュレーション方式で、9つの主要展示エリア、23の公式テーマ展、22件の民間参加プロジェクト、14の地域イベントブランド、200を超える期間限定イベントを予定しています。展示、文化体験、芸術公演、街歩きを通して、国内外の旅行者を台東の文化、人々の営み、自然、日々の暮らしへと案内し、スローエコノミーが描く未来の姿を体感してもらいます。

台東県政府文化処は、台東EXPOは文化展示にとどまらず、都市ガバナンス、文化観光、国際交流を結びつけた実践的な取り組みでもあると説明しています。国内外から訪れる人々の観覧体験を高め、国家発展委員会が推進するバイリンガル政策に対応するため、県政府は国家発展委員会と連携し、複数の多言語対応サービスを導入しました。開催前の情報提供から会場案内、現場でのサービスまで、国際旅行者が利用しやすい観覧環境を総合的に整えています。異なる国から訪れた旅行者が気軽に台東を巡り、展示内容への理解を深められるよう支援するとともに、国際社会とつながる台東の文化的ソフトパワーを示します。

台東EXPOの中国語、英語による公式ウェブサイトでは、展示、イベント、交通、案内などの情報をまとめて紹介しています。また、中国語と英語のパンフレットを制作し、9か所の博覧会案内センター、観光案内所、200か所の情報ステーションで配布します。旅行者が必要な情報を確認しながら、自分で旅程を計画できるようにしています。
今回のメイン会場「生きた学校」には、多言語音声ガイドも設置されています。来場者は展示エリアのQRコードをスマートフォンで読み取るだけで、アプリをダウンロードせずに、中国語、英語、日本語の案内を聞くことができます。開催期間中は、現場スタッフを対象としたバイリンガル接遇研修も行われ、会場でも多言語サービスを提供します。旅行者、海外メディア、来賓への応対品質と観覧の利便性を高めます。

台東県政府文化処は、2026年台東EXPOでは多言語サービスを博覧会運営と公共サービスに取り入れ、文化的な深みと国際的な受け入れ体制を備えた都市型博覧会を目指していると強調しています。今後は今回の経験をもとに、継続して運用できる多言語サービスの仕組みを段階的に整え、大規模イベント、文化公演、公共サービスのバイリンガル化に向けた重要なモデルとします。さらに「台東ブランド」を強化し、台東の文化とゆったりとした暮らしが持つ独自の魅力を世界へ発信していきます。



