台東のトライアスロンコースは単なるレースの舞台ではなく、山と海を繋ぐ壮大な旅そのものです。台東森林公園の「活水湖」からスタートし、透明度の高い人工湖でのスイムを終えると、舞台は台11線の東海岸道路へ。杉原海水浴場都蘭東河都歴を駆け抜け、成功鎮で折り返すコースでは、切り立った礁岩から美しい砂浜、活気ある漁港や伝統的な部落まで、太平洋のダイナミックな景観が次々と展開します。それはまさに、五感を刺激する没入型の東海岸巡礼。最後のランでは台東市へ戻り、馬亨亨大道中華大橋を数回往復し森林公園の深い緑に包まれてフィニッシュ。台東の地景を心身に刻み込むこのレースは、体力の限界を超えた先にある、最高の感動を約束します。

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(写真提供:@alanis.siffert)

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12キロから226キロまでの幅広いレース設定

大会にはさまざまなレベルに対応した種目が用意されています。2026年の普悠瑪国際トライアスロンでは、最長の226キロ種目はスイム3.8キロ、バイク180キロ、ラン42キロで構成されています。113キロのハーフは各種目が半分となり、51.5キロのスタンダードではスイム1500メートル、バイク40キロ、ラン10キロが行われます。さらに12.2キロのキッズトライアスロンも設けられており、家族や初心者でも参加可能です。台東県政府と地元団体による長年の取り組みにより、初心者から上級者まで参加できる環境が整えられています。

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なぜ世界のトップアスリートは台東を選ぶのか

活水湖はうねりや潮流の影響を受けない穏やかな水面を誇り、オープンウォーター競技にとって国内有数の理想的な環境です。また、台1線は開放感あふれる絶景だけでなく、競技性を高める適度なアップダウンがあり、レース期間中のフレキシブルな交通規制による安全性の高さも、国際的な主催者から信頼される理由です。世界的なブランドである「Challenge Taiwan」が10年以上にわたり台東を拠点とし、35カ国・8,000人超の選手を魅了し続け、観客数が5万5千人をすでに超えていることが、その実力を物語っています。

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(写真提供:@farah_hsiao)

数千人が集うスポーツイベント

その魅力は数字にも表れています。2026年の普悠瑪大会には3,366人がエントリーし、226キロ種目310人、113キロ種目1,243人、51.5キロ種目1,507人、キッズトライアスロン360人が参加され、家族などを含めると約4,000から6,000人が台東を訪れました。同年10月には「台東之美トライアスロン国際大会」も開催する予定で、さらに紏2,000人の選手が国内外から台東に集まります。1年のうちに複数の大規模大会を開催できることは、台東が観光地としてだけでなく、国際的なスポーツイベントを支える都市として成長していることをも示しています。

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(写真提供:@hey_tsaiyoyo)