緑島および蘭嶼の自然環境の質を維持するため、台東県環境保護局は2025年度に両離島のごみ転送事業を実施し、総量2,300トンを超えるごみを転送しました。これにより、現地のごみ保管に伴う負担は大幅に軽減されました。環境保護局は、ごみ転送は必要不可欠な最終処理手段である一方、真に重要なのは発生源での減量と分別の徹底であると強調しています。住民と旅行者が協力し、使い捨て製品の使用削減や低炭素行動を実践することでこそ、海島の生態系を守り、持続可能な未来へとつなげることができます。

台東県政府は、緑島および蘭嶼の環境保全は、スローエコノミーの推進およびSDGsの実践における中核的な取り組みであると述べました。そして、中央の環境部からの財政支援によりごみ転送作業が安定的に進められていることに感謝の意を表しています。県内の焼却施設の運用が成熟するにつれ、緑島および蘭嶼のごみを本島へ搬送して処理できるようになり、県をまたぐ転送を減らし、効率向上と同時に温室効果ガス削減にも寄与しています。しかし、最も重要なのは、市民の環境意識を高め、発生源での減量と分別を確実に実行することです。

統計によると、昨年は蘭嶼で1,146トン、緑島で1,162トンのごみが転送され、いずれも当初目標であった各1,000トンを上回りました。これにより埋立地の容量確保が進み、ごみ収集の中断も防がれました。ただし、環境保護局は、ごみ処理は環境保全の最終段階に過ぎず、日常生活の中で減量と分別を徹底してこそ、離島環境への負荷を本当に軽減できると呼びかけています。

環境保護局は、緑島および蘭嶼を大切に守るため、マイアメニティや環境配慮型食器、マイカップの持参から始めるよう呼びかけています。限られた地域資源の中で、一つ一つのごみ削減が環境の持続可能性に大きく貢献します。また、住民と旅行者に対し、日常生活における分別の実践を促し、再利用可能な資源が循環システムへ円滑に戻ることで、不要な転送量の削減につなげてほしいとしています。




