夏の末、台湾一輝く金針花
毎年、国際熱気球フェスティバルが幕を閉じ、秋の訪れを感じ始める頃、人々は金針花の咲く季節の訪れを待ち焦がれます。眩しい日差しの中、緑に染まった山と青空を背景に、金針花は風に揺られ夏の終わりを飾るのに最高な色合いになります。
この時期に入ると台湾で三本の指に入る金針花の産地として知られる『花蓮赤柯山』『花蓮六十石山』や『台東金針山』(北から南の順に)は花蓮台東の人気スポットへと一変します。中でも太麻里にある金針山の海抜は最高1450メートルもあり、金針花の産地では一番高い所に所在します。そして金針山は8〜10月までの金針花だけでなく、1〜2月には桜・3〜4月は百合・5〜7月はアジサイ・11〜12月は杏の花などといったバリエーション豊富な花を楽しめます。
そのほかにも日の出や海の景色などがとても素敵であり、千禧亭・双乳峰や楓林歩道などといった人気スポットもありますが、山道は一方通行の道が多く、霧がかかる場合もあるのでくれぐれもご注意ください。
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