天龍温泉ホテル
南橫温泉の第一ストップとなる「天龍ホテル」、こちらの温泉は一切の加工されぬまま源泉よりホテルまで直送されるものとなります。PH7.2から9.1の間にある炭酸水素ナトリウム泉であり、又の名を重曹泉と呼ばれ、日本では『美人湯』と呼ばれます。温泉自体の治療効果以外に、辺りの景色をも楽しめ心身ともに癒されます。
温泉に浸かった後は海抜約721メートル地点にある全長110メートルの天龍吊り橋を通り、鬼斧神工な峡谷を眺め、高さによる刺激を感じ、森林浴を堪能してください。
台東県海端郷霧鹿村1-1号
電話:089-935075
霧鹿部落
南橫公道の187キロ地点、海抜約700メートルの場所に「霧鹿部落」”Buluk buluk”があります。”Buluk buluk”はブヌン語で部落の付近に泉が湧き出てきたときの音のことです。部落の入り口にはイノシシを背負った狩り人の像があり、ブヌン族の強靭で勇ましい姿の表しであります。
部落はさほど大きくもなく、ほとんどが一階建ての建物で、町中には平穏な雰囲気が漂います。「霧鹿砲台公園」には二機のロシア製砲台が展示され、1927年ごろ日本警察が武力でブヌン族を鎮圧した時に使われた兵器であり一族が奮起し日本軍と戦った痕跡であります。毎年春が訪れる頃、部落には梅の花や李花が満開し、花見の絶好な時期になります。
台東県海端郷霧鹿
(台20号道約187キロ地点より霧鹿村支線へ曲がればたどり着きます。)
電話:089-931370
栗松溫泉
栗松温泉は台湾一美しい野溪温泉と呼ばれ、白い煙が立つ中、山の中に隠れる翡翠のような台東の秘境であります。栗松温泉へとたどり着くまでにはまず高低差が400メートルほどある山道を乗り越えなければなりません。後半ではなんと90度に近い険しい垂直な斜面がありロープがなければ溪谷へはたどり着けません。
栗松温泉の特徴の一つは、炭酸カルシウムが凝結し結晶化したものに藻類が取り付くため、翡翠のような色合いが見える景色です。このような絶景の元、体を天然の温泉に浸かって心身ともに温め、自然を満喫することこそ人生最高の楽しみではないでしょうか。
台東県海端郷南橫公道利稻付近東段新武呂溪上游河谷
(台20線168.5K地点)
電話:089-931346