台東県初の環境保護をテーマとした教育施設「永續方舟館(サステナビリティアーク館)」が一般公開中です。開館期間は即日より10月31日まで、開館時間は火曜から日曜の午前9時~12時および午後1時30分~5時まで。館内は国連の持続可能な開発目標(SDGs)を中心に、デジタル技術とインタラクティブ体験を通じて、環境保全・グリーンライフ・省エネ減炭の理念を楽しく学べる新たな環境教育ランドマークとなっています。

また、火曜から金曜には環境教育講座およびエコDIY体験も提供されています。20人以上の一般団体または10人以上の学校・社会福祉団体を対象に、オンライン予約はこちらのリンクより14日前までにお申し込みください。詳しいお問い合わせは089-359049までご連絡ください。

台東県政府は、SDGsの推進を重要施策として位置づけており、根本からの意識変革を促すため、環境教育と持続可能な発展の実現に継続的に取り組んでいます。永續方舟館では、「環境」「生態」「持続可能性」の3つを主要テーマに掲げ、全年齢層に対応したインタラクティブな学習空間を提供し、台東の環境課題と保全の成果への理解を深めることを目指しています。

台東県環保局(環境保護局)は、館内にて中国語・英語・日本語に対応したデジタル自導式ツアーを実施しています。クリエイティブな思考とマルチメディアによるインタラクティブ展示を通じて、環境とサステナビリティの理念を身近なものとして定着させることが狙いです。さらに、夏季期間中は週末限定のテーマ別環境教育イベントも開催予定で、最新情報は台東県環保局および永續方舟館の公式SNSで随時発信されますので、ぜひフォローして最新情報をご確認ください。
同局は、住民が館を通じて継続的に環境課題に関心を持ち、日常生活における知識の実践──つまり家庭内から日々の行動に至るまでのグリーンライフと省エネ減炭を進めていくことで、台東の「ネットゼロで持続可能な生活」実現に向けて着実な一歩を踏み出すことができると呼びかけています。