台湾国際バルーンフェスティバル 今年も出力全開で台東の空を盛り上げます |
季節も真夏に入り、今年も台東鹿野の空にバルーンが飛びます。台湾国際バルーンフェスティバルは今年で12年目に突入し、コロナですらその勢いを止めることはできません。さらに今年は感染拡大の規則が緩和されたため、県外からの観光客も受け入れることができるようになっています。7月2日に開催された開幕式では県知事をはじめ、ドイツやアメリカ代表、さらに日本台湾交流協会高雄事務所の小野一彦所長を招き、イベントのスタートを共に見守りました。
開幕式当日の参加者数はコロナ前に比べると少し減少しておりますが、それも想定内にあります。台東県政府交通兼観光處の余明勲處長によりますと、およそ15000人〜18000人の観光客が初日のイベントに参加されることを予想し、プレ・コロナに比べて約2000人〜5000人ほど減っていますが、ホテルや民宿の予約率は70%を切っているため、熱気球のイベントを目当てに台東を訪れる方は今でも絶えません。 夕方に予定されていたライトアップコンサートは雨で台無しになりそうでしたが、群衆の熱意に答えるためメンテナンストラックにバーナーを乗せ、文字通り鹿野高台の空を炎で照らし観客の皆さんに喜んでもらえました。朝のバルーンとは違い、ライトアップコンサートはバルーンを係留し光と音楽の演出で観客にまた一味違う熱気球を楽しんでもらう事ができ、毎回何千人もの観客を集めています。このイベントのためだけに台東を訪れる価値ありと言っても過言ではないでしょう。もちろん台湾国際バルーンフェスティバルの期間中に、他のイベントを楽しむこともできます。小野柳や三仙台のナイトツアーや台湾サイクリングフェスティバルなど、県内各地でさまざまなイベントが開催されるため、楽しみ方も色とりどり。 2022年でこのイベントは12年目を迎えますが、2001年より世界に台東をアピールするために始まった台湾国際バルーンフェスティバルは今ではたくさんの方達に認識されるようになり、台湾で熱気球といえば台東と言う定着があります。今年も30個以上のバルーンがイベントに登場する予定であり、ハローキティや台北のブラボーベアーなど、さまざまな造形の熱気球を見る事ができ、交通兼観光處のオフィシャルサイトでバルーンが登場する時期などを事前に確認することもできます。是非一度は参加してみてください。高所恐怖症で乗れない方も、下から眺めるだけれとても良い気分になれます。きっと皆様それぞれに合った楽しみ方を見つけられますので、ワクワクが止まらない台湾国際バルーンフェスティバルでお会いしましょう。 █ |
台東暮らし:台東の夏を乗り切る攻略! |
このコーナーは私が日本人として台東での体験や感じたこと、エピソードなどを綴る文化観察系の記事:「顧問コラム」になります。今回のテーマは「台東の夏を乗り切る攻略」についてになりますので、ご覧になっていただけましたら幸いです。 亜熱帯の楽園であり、アジアのハワイとも呼ばれることがある台東は、日差しも世界の他の地域よりはるかに強力です。毎年の夏に開催される熱気球フェスティバルに来る群衆に間に合わせるかのように気温もピークに達します。台東の夏の酷暑を乗り越えるため、クールダウンはとても重要な課題になります。観光で訪れるのも、デジタル遊牧民などのリモートワーカーを問わず、台東で長い旅を楽しみたい場合はミキサーを手に入れることをお勧めしますが、その説明は後ほど行います 台東の人々は緊密なコミュニティで結ばれており、まるで誰もが互いを知っているよう。台東で農業を行う方々は、例えば同級生の親友の妹の母親の同僚、または他の同じように複雑な遠方の知人が余剰の果物を持っており、感謝の気持ちを示すための贈り物としてそれを提供する状況が多々あります。 気がつくとあなたはパイナップルやマンゴー、そしてアテモヤに埋もれているでしょう。そこで完璧な解決策が凍らせて、ミキサーにかけて、召し上がることです。これらのエキゾチックな亜熱帯の果物はすべて、優れた冷菓になりますので、原住民と同じようにスラッシュを作ったり、ママの自家製フルーティー・フラッペを作ったりしましょう。 キンキンに冷えた飲み物を手に入れましたが、まだ日差しと言う名のボスがいます。本能的に日焼け止めを思う方が多いと思いますが、それは後付けです。本当に必要なのは長袖、長ズボン、手袋、首まで覆う帽子です。さらに一歩手前に進んで、手指の日焼け対策としてオーブンミットをスクーターのハンドルバーに取り付けます。最後は忘れてはいけない必需アイテム:傘。日差しや突然の雨には傘が一番、有害な紫外線をブロックする面でも役立ちます。 さぁ、真夏の中でも大自然を欲して止まないあなたに必要な知識はもう備っています。太陽に負けず、台東のサマータイムを思う存分楽しみ、最高のフルーツで作られたフラッペを手に熱さを退治しましょう █ █ |
台東スポットライト:
新たなビーチ文化の始まり 杉原湾 |
初めて台東を訪れた時の思いを覚えていますか?原住民文化やゆったりとしたライフスタイル、または見渡す限りの田んぼや美しい景色などアウトドアな面が一番印象的でしょう。台東といえば自然を愛する方達がありのままの山や川などを楽しめることで定評があり、過剰に開発されてないため多くのアウトドア派たちの旅先トップリストに入っています。しかしこれ以外にもっと友人や家族で夏を楽しみたい方もたくさんいるなか、台東では新たな人気スポットが脚光を浴びてます。
国道11号の沿岸にある杉原湾は1.5キロの砂浜であり、台東唯一の砂浜でもあります。誰もが無料で楽しめるこの海水浴場はかつて見落とされがちの空き駐車場でしか無かったのですが、リノベーションを経て駐車場が一変した以外に新たにシャワールームや階段が整備され、家族づれの方達が夏を楽しみにくるのが見えます。地元の人のみならず、県外からもこのビーチ目当てに台東を訪れる方が増え、去年から開催されるようになったイーストウェーブ・フェスティバルは今年さらに規模を拡大され好評を呼び、15日間のサマーイベントが人々を魅了しました。SUP、シュノーケリング、カヤック、そしておそらく最も驚くべきことに、県内で二度目のビーチバレーボールトーナメントが開催されました。 今ではカリフォルニアのビーチを彷彿させるような杉原湾、ビーチバレーボールやバギー、綺麗に並べられたパラソルが夏を演出しています。このように台東は年齢を問わず全ての方に適した楽しみ方があります。 自然と一体になることを愛する人は美しい自然へ無限のアクセスを持っている中、ビーチでの楽しみを探している他の人にとっては、杉原湾があります。 █ █ █ |
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