紅烏龍茶の故郷に泊まる−連記茶莊民宿

鹿野紅烏龍茶はとても有名で、連記茶莊はその人気を支える重要な役割を担っています。台東にルーツを持つこの伝統的な茶荘では「以茶會友（茶を以て友を得る）」という考えの下で二十年前に台東初の合法民宿に登録され、お茶の香りとともにお客さんを迎えています。鹿野に来たら、連記茶莊に泊まって日頃の心配事や都会の喧騒を洗い流しましょう。

連記茶莊民宿は茶道文化をテーマにしており、廊下や客室は全て木材で装飾され、古典的で素朴な美しさを感じられます。廊下には精巧な作りの陶器や骨董家具等が並んでいます、他にも〈茶の故事〉や〈茶の里の伝説〉についての解説も行っており、訪れたお客さんを一歩一歩お茶の世界へと導き、茶葉への理解を深めることができます。それぞれの部屋には武夷、金萱、蜜香、佛手といったお茶の種類にちなんだ名称が付けられており、シンプルながら優雅さも感じられる内装は中国風の調度品と相まってクラシックな雰囲気を醸し出しています。

「シンプルに向き合い、シンプルに受け止め、シンプルに過ごす。人情を感じ、繊細さを感じ、お茶を感じる。」これは連記茶莊民宿がお客さんに伝えたい心意気を表した言葉です。民宿の外には広々とした茶畑が広がっており、まるで隠れ家のような雰囲気を醸し出しています。室内はお茶の香りが溢れ、落ち着いた雰囲気で過ごすことができます。茶荘のオーナーは茶芸に心得があり、またお客さんを友達のように接してくれるので、もしあなたがお茶作りやお茶の文化に興味があれば、オーナーとお話することもできますよ。オーナー自ら淹れてくれるお茶も味わえます！